起業を決意したとき、何か参考になる本を読みたいと思う人は多いでしょう。まだどのような分野で、どのような会社を目指すのかが明確でないのなら、起業によって成功を納めた社長の告白本を読んでみることをおすすめします。
起業に向けてのより具体的な手順を知りたいと思えば、どうしても「起業の仕方」などのハウツー本に手が伸びてしまうでしょう。しかし、そういった本はビジネスの方向性が決まっていないうちに読んでもあまり参考にはなりません。
というのは、ビジネスの内容や時代背景によってハウツーも大きく変化するからです。また、マーケティング関連の本を参考にする人も多いと思いますが、それらは集客の仕方の勉強にはなっても、やはり具体的なビジネスが固まっていない段階で読んでも参考にはならないでしょう。
一方、起業した社長がどのように決断をし、どのように行動をしたのかという内容を表した告白本は、あなた自身の意志決定の参考になりますし、そこからビジネスのイメージもわいてくるはずです。
本を選ぶ際には、自分が純粋に素晴らしいと思うビジネスを手掛けている社長、尊敬している社長の本を選ぶと良いでしょう。その上で自分が興味のある業界のビジネスで起業した社長の本を選ぶのは、より良い選択です。
例えば、あなたが店舗運営などを主とするビジネスを考えているのであれば、ユニクロの柳井社長の本を、旅行業を考えているのであれば、HISの澤田会長の本が参考になるかも知れません。
ただし忘れてはいけないのは、本に書いてあることをそのまま真似てみても、同じような結果は得られないということです。本は読んでも、あくまでも参考にする程度。高度成長期のころに成功した販路拡大の手法を、そのまま今の時代に実践してみてもうまくいく可能性は低いでしょう。時代背景や環境が違う場合、同じことをしても成果が得られないばかりか、失敗する恐れもあるということを肝に銘じておくことが大切です。
大企業で成功を納めている社長の多くは、その軌跡を本にしています。あなたが気になる会社があれば、アマゾンなどでその社長の名前を検索してみてください。書店で探すよりも早く、効率的に読みたい本に出会えるはずです。
起業を思いついた段階では、起業のイメージを掴むことができる社長の本を、そして具体的な事業プランが整ってから、会社設立やマーケティングに関する実務系の本を読むと良いでしょう。
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