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起業家インタビュー Vol.1

 

株式会社ビー・スタイル 三原社長


 

起業されてすぐ、売り上げは立ったのですか?

 

今でも忘れません。最初の月の売上高は、4万2千円でした。

 

初めてのお客様は、やはり印象的で今でも覚えていますね。

 

当初は、結構ケチケチやってましたよ。

 

最初の夏は大変でしたよ。お客様がいらっしゃるフロアは、クーラーガンガンなんですけれども、オフィスは3人以上にならないとエアコンをつけないというルールを作っていました。

 

扇風機は動いているんですけれどね。

 

もう本当にね、ぽたぽた汗が流れてきて、 目の前の文字が読めないくらい。(笑)ヘアバンドなんかしながら、必死に働いていました。

 

メンバーから電話がかかってくると「早く帰ってきてくれよ。」なんて冗談半分、本気半分で言っていました。(笑)

 

椅子やデスクからコピー機 をはじめとする備品は、全てディスカウントショップで調達してました。

 

とにかく無駄にお金は使わずに、今できることを精一杯やるのに必死でした。

 

 

そんなに徹底的に節約されたのは何故でしょうか?

 

やはり、なんだかんだ言っても、お金が一番強いんですよ。

 

この「お金が一番強い」、という事実を認識していない人が起業したら、やっぱり絶対あかんですね。

 

お金儲けをする、ということの前に、お金が一番強い、ということを知っておかなければいけないと思います。

 

 

話は変わりますが、改めて御社の業務内容について教えてください。

 

人材サービス事業 を行っている会社です。大きく分けると、人材の派遣と紹介 の2つの事業を行っています。

 

2002年の創業時は、人材派遣からスタートしていますが、 弊社の登録スタッフは社会人経験12〜13年くらいの主婦がほとんど、約3万5千人ほどが登録しています。私たちは、その方々を、派遣・紹介という形でお仕事に就いて頂くビジネスをしています。

 

お客様側のメリットは、大きく分けて2つです。

 

まず1点目は、 時給単価が安いこと。

派遣・紹介共にフルタイムで働く場合とパートの場合は、パートの方が平均して1〜2割程度安くなります。

 

2点目は、優秀であること。

主婦の中には、元々大手でしっかり働いていたような優秀な方もいます。そのような方をパートスタッフで採用できるのは、とても頼りになりますよ。

 

例えば、月曜日火曜日は業務量が多くて、水曜日木曜日は業務量が減る、という場合には、月火のみ出勤者数を多くする、ということが求められます。

 

あるいは、午前中だけ忙しい、とか、月末だけ忙しい、という会社さんもあったりします。

 

企業の業務ボリューム合わせて人材を活用することができれば、コストメリットが非常に大きく平均して3割程度お安くなります。

 

ご利用されるのは、大企業の受注センター、及び中小企業様が多いです。

 

 

御社の特徴は、登録している女性が、12〜13年の社会人経験がある優秀な主婦という点ですか?

そうです。

 

登録しているうちの82%が主婦元々は正社員として働いていた方が63%です。

 

そこに、ほかの企業との差別化ポイントがあるのですね?

 

そうです。

 

元々、派遣の場合は、フルタイムで活用する、というのが一般的だったんです。

 

けれども、業務に連動した活用方法にすることによって、お客様のコストメリットが出てきます。

 

私どもの会社では、フルタイムとパートタイムの両方を、お客様に上手に活用して頂くために、「コンパス」という分析ツールを持っています。

 

お客様の会社内で、アンケートにお答えいただき、そのポジションがパートタイムやワークシェアリングか、フルタイムか、最適な就業形態を築くことが出来るツールです。問題なく運用できるかどうかという整理をすることができるツールなんです。

 

その結果から、「このポジションはパートに変えよう。」とか「このポジションはフルタイムにすれば良いんだ。」というふうに、両方を住み分けして使っていたくことができ、最終的にはコストを30%ほど削減することができます。

 

フルタイムの派遣の方おひとりをご利用されるのに、年間400〜500万かかりますから、100名をご利用されている会社ならそれだけで4億円くらいになります。

 

4億円の30%となると、1億円くらいが削減できるわけですから、コストメリットは非常に大きいです。

 

 

では、業務分析をした上での提案などもされているのですか?

 

大企業の場合はそういうことが多いです。

 

 

御社が、派遣にスタッフに伝えている思いや理念は何でしょう?

 

そうですね、あなたはプロフェッショナルである、と言うことですね。

 

お金が1円でも発生している以上プロとしての仕事を求められますから、1円以上の価値を返さなきゃいけない。

 

他にも時間を守ること、期限を守ることは最低限ですし、その仕事に必要な知識、スキル、マインドというものが一体何なのか、ということを自分自身でも考えながら、営業と相談をしつつ、お客様の求める価値をどう満たしていくのか、ということに取り組んで欲しいなと思います。

 

 

5年後はどんな会社にしようと思っていますか?

 

現在、人材派遣、紹介、求人媒体等、色々あるんですけれども、それらが崩れつつある状況なんですよね。

派遣法の改正も予定されていますしね。

 

派遣事業自体は、今後広がっていくかと言われれば、私は、そんなに大きな広がりは見えないと思っています。

 

それより、人材サービス産業として、派遣であっても紹介であっても求人媒体としてであっても、すべてのお客様の要望にあわせて、 オールマイティにご提供できるような状態にしたいと思っています。

 

中でも、主婦の紹介、主婦の派遣、主婦の求人、という点については、日本一の会社にしていく、ということは、決まっているところです。

 

 




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プロフィール
DREAM GATE
ITと心理を得意とする事業開拓者。
新しい事業の立ち上げと、オリジナルフレームワーク作りが趣味。

キヤノン入社後、工場にて生産管理、工程管理業務を経験し、本社にてマーケティング、在庫管理、予算策定などの業務を行う。

キヤノン退社後、ピクセルクラフト(株)を立ち上げ、日本で唯一のVJ(CG映像)
に特化した素材販売サイトを立ち上げる。

現在は、中小企業のネットビジネスに関するコンサルティング業務、ブランディングサイトに関するコンサルティング業務などを行っている。